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ほふづきづくし 八そふとび
作者--------歌川国芳
成立年代----江戸時代 弘化年間
解説----またまた国芳。ほうづきの擬人化です。
壇ノ浦の合戦で、義経が八艘飛びをしたエピソードを、ほうづきに演じさせたもの。
植物を擬人化した絵は、動物ほど多くないので、珍しいので載せてみたのですが、
・・・実は私はこの絵はそんなに好きじゃありません(こそっ;;いや、あくまで個人的な趣味なのでっ)
というのも、「ほふづきづくし」シリーズは現在九点(本来は十図揃いと予想される)が知られていているのですが、
どれも国芳らしい「生き生きとした感じ」や「動き」がなくって、間延びした絵のような気がするのです。
でも、この「八そふとび」は、その中でも比較的気に入ったので載せました。
その他の絵は、「本当に国芳が描いたんかい??」と疑いたくなるような絵です。うーん、何があったんでしょうねぇ。
あ、でも私の目もあやしいもんなので、気になる方は、自分の目で確かめてくださいな。
この本とかに載ってます。↓(そんなマメな人いるんかい(^o^;)
『国芳』 鈴木重三 平凡社 1992
『江戸の遊び絵』 稲垣進一 東京書籍 1991
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