無料-
出会い-
花-
キャッシング
十二類合戦絵巻(獣太平記) 個人蔵
作者--------不明
成立年代----室町時代
解説----十五夜の夜、十二支の動物達が集まって歌合(和歌のコンテスト)をしました。
その時に審判をつとめた鹿が、たいそう手厚くもてなされたので、鹿に着いて来ていたタヌキが羨ましく思い、
「次の会では私が審判をやりたい」と言います。
ところがタヌキは十二支にさんざんからかわれて追い返されてしまいます。
怒ったタヌキは仲間のキツネ、カラス、フクロウ、ネコ、イタチなどを従えて、十二支に戦を仕掛ける・・・。
というお話です。最後に戦に負けたタヌキは、世の中の無常を感じて出家してしまいます。
タヌキ側の動物は、皆ずるがしこそうな動物ばっかりですね。
それにしても、ちょっとタヌキがかわいそすぎるんじゃあ。
出家する場面は結構泣けます。子ダヌキがすがってくるのです。
[PR]動画