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2006/01/01
庚申の猿についてのメールをいただいきましたー!
詳しい説明をいただいたので、紹介させていただきたいと思います。
「庚申待」、という行事は一般にもよく知られている行事ですが、庚申の夜に寝ずにいるというものです。
その理由は、「夜中に三尸の虫が体から抜け出して、人の罪を天帝に
言いつけに行くから。」というのが一般に広く知られている
話ですが、ムラの民俗レベルでは、その日に同衾すると、泥棒の子どもができるから
(猿は手が長いから、
盗人になるとかならないとか)寝ないんだとも言うそうです。
庚申に関するものでは、石塔・板碑・像など様々あり、ただ「庚申」と書かれた物、三猿の図、青面金剛像、帝釈天、
猿田彦などの他に、日月や鶏、猿の像が刻まれたものもあるんだそうです。
吉川弘文館から出版されている『日本民俗大辞典』に、神奈川県小田原市にある庚申像の写真が掲載されており、
拝見させていただいたところ、着物姿のお猿さんで、座り姿が《金魚づくし》の猿にも似ていました。
庚申講や庚申待が盛んなのは、近世しかも江戸時代のあたりということですので、町民・農民にも理解されやすい
モチーフではないかということでした。
また、猿に関しては、山王信仰のような山との関わりの他に、猿まわしなど牛馬の守護神としての猿や、
河童と絡めら れて言われるものなどもあるそうです。
今回は、民俗学の方面から、詳しいお話を聞かせていただくことが出来ました♪
やはり、絵をしっかり見るためには時代背景など様々な知識が必要ですよね・・・とても勉強になりました。
情報をいただいたekoさん、ありがとうございました(^o^)
《金魚づくし さらいとんび》の謎を解明!(しようとしているページ・・・)
みなさんのご意見をお待ちしております。
下に行くほどあたらしい記事です。
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