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絵入教訓近道 ねずミだんごうするはなし
作者--------作・為永春水 画・歌川貞重
成立年代----江戸時代 天保15年(1844)
解説----またねずみです。え、もうねずみはいいですか?いやぁ、ねずみの絵は数が多いし可愛いので・・・。
これも、イソップ物語を日本版にしたお話。
ある日ねずみが集まって、どうしたらねこに捕まらないか相談をします。
そこで、一匹のねずみが
「ねこの首に鈴をつければ、たとえ足音を立てずに来ても気づくぞ。」
と自信ありげに提案します。
しかし、大勢のねずみのうちの誰も、ねこの首に鈴をつけに行こうとはしなかったので、話し合いはお開きになってしまいました。
最後には、他の物語と同じように、
「後先を考えず了見ありげに口をたたくものは、ねずみと同じくらい愚かで、しまいには恥をかくのだ。口は災いの元と心得よ。」
という教訓めいた言葉が書かれています。
ねずみ達の着物の柄は、餅、たわら、くもの巣など。
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