無料-
出会い-
花-
キャッシング
ねずみの家久連里(かくれさと)
作者--------葛飾北斎
成立年代----江戸時代 文政二年 (1819)
解説----「北斎漫画 十編」より。
「北斎漫画」は、「富岳三十六景」と並んで、北斎の代表作と呼ばれるものです。全部で十五編。
その中には人物、動植物、建物、風景、妖怪変化などなど、もうありとあらゆるものが描かれていて、さながら百科事典のようです。
当時の江戸の庶民も、もちろん目にしていたと考えられますが、絵師達もまた、「北斎漫画」を絵手本にして活用していたみたいです。
また国内だけでなく、海外の画家達の中にも、これを手本にデッサンの勉強をした人がいました。
特にヨーロッパの印象派に大きな影響を与え、マネやドガなんかも見ていたようです。
「動物の顔に、人間の体」というスタイルの国芳と違って、北斎のはネズミが着物着てるだけですね。
動きは明らかに人間ですけど。
丸っこくて瞳もつぶらだし、個人的には国芳のネズミよりもこっちの方が好きだなぁ・・・。
[PR]動画