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家久連里(かくれさと) 大判
作者--------歌川国輝(二代)
成立年代----江戸時代 慶応二年 (1866)
解説----はい、またしてもネズミです!ネズミの擬人化は多いなぁ・・・。
しかしこれ、どっかで見たことあるぞ、と思った人もいるでしょう。
そうです、以前アップした北斎漫画のうちの一点と、そっくりさんなのです。→
北斎『ねずみの家久連里』
国輝が北斎漫画を見て描いたと思って間違いないでしょう。
この時代は、今のように著作権やパクリといった考え方はなかったようで、
むしろすぐれた先人の作品を模倣することが推奨されました。
御用絵師(幕府お抱えの絵師)の狩野派などでは、特にその傾向が強くありました。
北斎の『北斎漫画』も、絵手本(絵師が手本にする画集のようなもの)として作られたのですから、
当然このような事が起こっても、不思議ではないのです。
北斎の絵では、洞窟の中のように描かれていましたが、こちらは桜の木の下ですね。
右上のネズミたちは何をやっているのでしょう。米俵を上げて、その後どうするのかなぁ・・。
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